若手社員が辞めていく大手ITベンダーの3つの特徴

 私は大手ITベンダーに勤めているのですが、最近、若手の離職が活発です。つい先日も入社間もない方が転職し自動車メーカーにいくとのこと。これについてはなぜSEになったのか謎でしたが、他にもここ最近で十名近くやめていきました。同期も優秀な人から順に出ていきます。彼ら彼女らが転職していく理由を紹介します。

将来性がない

 外資の企業がIOTやクラウド、ビッグデータなどに躍起になっている中、日系ITベンダーは奮いません。また最近では大手電機メーカーである東芝の経営が傾いたこと、電通の過労死問題などがあり、個人が会社のことをより深く考えるようになったようです。そして会社がなくなっても大丈夫なようにキャリアを積みたいと考える人からやめていきます。

若手にチャンスを与えない

 日系企業の平均年齢は大体40オーバーです。プロジェクトの上流工程やプロジェクトリーダーやマネージャーは当然ベテランからアサインされていきます。

 そのため若手の多くはメンバーとして支持されながら働き、ベテランがやりたがらない雑多な仕事を任されます。これを下積みと思い努力する人は会社に残ります。若い時期により経験を積みたいと思う人は会社を辞めていきます。

給与が安い

 基本的に残業ありきで設定されているような基本給です。10年以下の若手は特に低いです。そんな中、残業規制は厳しく40時間を超えるな、という指示が来ます。その結果、経験も積めず安い給料で働くこととなります。

最後に

 今の日本企業の構造上の問題なのかもしれません。すぐには解決しないのでしばらくは優秀な人材が流出していくことでしょう。せっかく人材採用に多額のお金をかけても、離職されては元がとれないので、企業としては早めに手を打つ方が良いでしょうね。