地元就職を希望する人はやはり保守的で消極的な考えの人が多い

 つい先日、富山のある会社が「富山出身の人間は採用しない」というような発言をしてニュースで話題になっていました。これには実は理由があり、今後のビジネス展開を考えたときに、ずっと地元に残っていたい人だけでなく、外に出ていけるような人がほしいという理由があったそうです。

この考えを聞いたとき、なんとなく納得しました。それに加えて、自分の経験上出会ったことのある「地元就職を希望する人」はどんな人がいたか思い返しました。

ずっと田舎にいたかったと語った後輩の女性は仕事があまりできなかった

地方出身の後輩で、地方のグループ会社に入社したものの、グループ会社の統合により転勤を余儀なくされた女性がいた。その子がどんな子だったかというと、基本は受け身で上司の指示がない限り仕事はしない。

いつもの口癖は「早く結婚して仕事やめたい」「男の人を紹介してください」だった。IT企業に入ったのに、ITスキルを伸ばそうともせず、どのプロジェクトでも雑用をこなしていた。月に2回は地元に帰り、いつも地元の良さを語っていた。

地元就職するも会社が倒産して仕事が変わったお客さん

 地元の家電販売会社に勤務し、会社のPC管理をしていたものの、会社が倒産し、システムの開発を担当することになったお客さんがいた。これまで経験がなかったこともあって、全く仕事ができなかった。ただ1年経っても2年経っても特に成長することなく、同じようなことを言っていた記憶がある。

地元にいたいと言う人は成長できない人が多い

 結局のところ、地元にいたいという人の思考の特徴というのは「現状を維持したい」というところにある。働く環境も住む環境も変えたくない、自分を変化させたくもないし、成長させたいなんて思ってもいないというような考え方だと思う。

時として現状を維持するということも大事かもしれないが、大半の企業が求めるのは「成長する人」。今後、海外展開を考えている企業なんかは特にその傾向が強いと思う。地元就職したいという人を雇うのであればこういった傾向を理解した上で採用すべきだと思う。