富士通は今後のAI時代を生き残れるのだろうか

先日、富士通がマイクロソフトとAI分野での協業を発表した。

↓富士通がマイクロソフトの協業内容を詳しく知りたい方はこちら
参照「富士通とマイクロソフト、AI分野で戦略協業」




もちろん、富士通自体もAIの研究は進めていたはずである。

しかし、AI活用における知見・ナレッジを一社で蓄積していくにはパワー不足なのだろう。
というかそもそも研究していくことですら大変なのだろう。

AI技術の研究費、技術者の育成に外資系企業は文字通り桁違いの投資をしている。
到底、富士通と言えど、簡単に賄えるものではないだろう。

そして以前から協業していた世界的IT企業マイクロソフトとAI分野での協業を行ったのだろう。

さて、そこから今後、富士通はどのようにビジネスを推し進めていくのだろうか。

そんなことを考えていると、富士通の宮田常務にインタビューする記事を見つけた。

↓富士通の宮田常務のインタビューを詳しく知りたい方はこちら
参照「SIも14年かかった、新規事業は10年赤字でもよい」




富士通は今後、10年赤字でもデジタルビジネスの収益化にシフトしていくとのこと。

どうもこれまでのシステムエンジニアという人月商売の形ではなく、ITコンサルタント的な立ち位置で利益を拡大させる企業像をイメージしているようだ。

泥臭いイメージの日本のIT企業がそんな風に変貌出来るのだろうか。
大変だろうと思う。

というか、何となくだが、大半の人間の仕事は変わらないのではないか、とか思う。
大量にいる既存ビジネスを支えるシステムエンジニアたちがいること。
そして、その大量のシステムエンジニアたちが抱えるシステムたちがいること。

大半の人間は、これまで通り既存の基幹システムやら業務システムの開発やら保守やらをやっていそう。
ただ、誰にでも出来るような案件はAI案件に比べ顧客がお金を出さなくなるだろう。
それにより、これまで以上に安い費用で、少ない人数で細々とやっていくのではないだろうか。

そんな中、他社のITベンダーではオフショアを開発拠点にITコストを下げてくるベンダーもいる。
例えばアクセンチュア。インドに開発拠点を置き、長期のIT保守契約を結ぶ。
きっとコストパフォーマンスで日本企業を上回り、巻き取られていくのではないだろうか。

もしそうなったとき、富士通はどうするのだろうか。
既存ビジネスでも必要性のなくなったシステムエンジニアは一体どうなるのだろうか。