(本当にあった事例)パワハラレベルの退職前の引き留め

先日、10年近く働いた大手IT企業を退職したので、そのときのことを書きます。

本来の退職とは「労働契約を解除する」という事務的なもの

 本来は、契約・会社の規定に則り退職願いを出せば契約解除となる、とても事務的な手続きです。私が勤めていた会社では退職希望日の14日前に提出が義務付けられていました。大抵の会社は1ヵ月前くらいらしいです。

会社の稟議上、所属長への退職願いの届けが必要

 私の会社では、全社員共有のファイルサーバ上に退職願いのテンプレートが置いてあり、コピーして名前を書き換えるだけで簡単に退職願いが作れました。

あとはそれを自分が所属している部長に提出すれば後は自宅に手続き書類一式が届くというルールになっていました。

実際には話したこともない偉い人との不可解な面談が発生

 いざ退職願いを部長に提出すると、会議室に招かれました。

 そしてこれまで話したこともない事業部長という役職の偉い人との面談が始まりました。事業部長は両腕を組み、ふんぞり返りながら「君は一体どんな仕事がしたいんだ?」「俺が他の部署の仕事を紹介してやってもいいけど、それでも会社辞めるの?」「君は見た感じそんなに大した仕事は任せられそうにない」と仰ってました。

 私が次の会社から内定を貰っていることを告げると、「君も今日は冷静じゃないからもう一度ゆっくり考えた方がいいよ」といって会議は終了。引き止めたいのか、ただの儀式的なものなのか、なぞが残りました。結局、次の日もう一度、部長に退職願いを提出し、「面談は不要です」と告げ退職することとなりました。

 本来、面談に応じる必要もないようですので、面倒な方は断り、人事に直接退職願いを出すことも可能だそうです。